酔っぱらい
年末・年始は、クリスマス会、忘年会、新年会・・・と飲む機会の多いシーズンですね。
そんな時期に合わせて、お酒に関する英語の特集です。
◆ Let's go have a drink. 「飲みに行こうぜ。」
Let's go for a drink. Let's go drinking. なども使われます。
Let's go have a beer. のように具体的に言ってもよいですね。
have a drink で 「一杯やる」 という決まり文句です。
いつもお酒を意味するとは限りませんが、大抵はそのようです。
(飲みまくるつもりの時には、Let's go have some cocktails. のように、
複数形にした方がよいかもしれません。)
drink は 「飲む」 という動詞、または 「飲み物」 という名詞であることは、
きっと幼稚園児でも知っていますね。
けれども、特に常習的にお酒を飲むことや、「お酒」 そのものを指す場合が
あることにも注意しましょう。
"I don't drink." と言えば、アルコールを口にしないことですし、
"You shouldn't drink and drive." でしたら、飲酒運転をたしなめている
わけです。
◆ Cheers! 「乾杯!」
「乾杯!」 には色々な言い方がありますが、アメリカで最もよく使われているのは、
これでしょう。
この他 "Toast!" もよく耳にします。
最初に聞いた時には、「どうしてここでトーストが出てくるの。」 とびっくりしました。
余談ですが、イタリアでは "Cincin! (チンチン!)" ということがあるようです。
キャ〜ッ! 飲む前から顔を赤らめてしまいそう。
他にも色々な言い方がありますので、「乾杯!」 のページをご参照ください。
◆ He's drunk. 「彼は酔っぱらっています。」
drunk は、drink の過去分詞形として、きっとご存じですね。
お酒を飲みすぎてしまった状態を、このように簡単に表します。
「酔っぱらっている」 ことを表すスラングは、実に豊富です。
それだけ、世の中には酔っぱらいが多いのでしょう。
どれも、「ぐでんぐでんの」 「へべれけな」 状態を表します。
7つご紹介しますので、日替わりで1週間使えます。
(冗談です。飲みすぎはダメですよ〜) (((\(@v@)/)))
He's trashed. / He's wasted. / He's faded. / He's loaded.
He's stoned. / He's smashed. / He's plasterd.
ボロボロだ、記憶が定かでない、恍惚状態だ、こわれちゃってる・・・など、
なるほどと納得の単語が並んでいます。
これに対し 「しらふの」 は sober という語で表します。
◆ get [become] tipsy 「ほろ酔いになる」
tipsy は、軽く酔っぱらった状態 (slightly drunk) を表す口語です。
◆ intoxicated 「酔いしれた」
お酒に限らず、何かに陶酔した様子、ウキウキと興奮した様子を表すこともあります。
雰囲気に酔う時にも、ステキな恋や成功に酔いしれる時にも使える語です。
◆ drink like a fish 「浴びるほど酒を飲む」
「魚のように飲む」 は、酒に溺れる様子を表します。
ちなみに、「大食い」 のことは英語で eat like a horse と言います。
◆ I feel sick. 「気分が悪いです。」
気分よく飲んでるうちはよいですが、限界を超えるとこうなりますので、ご注意を!
I feel like throwing up. 「吐き気がします。」 も、酔っぱらい特有の症状
ですね。
◆ I'm suffering from a hangover. 「二日酔いで苦しいです。」
楽しい晩の翌日には、地獄が待っています。
単に I have a hangover. 「二日酔いです。」 でもOKです。
My head is splitting. / I have a splitting headache.
「頭が割れるように痛いです。」 となる方も多いですね。