お久しぶり
久しぶりに誰かと顔を合わせた時の、決まり文句を色々ご紹介します。
◆ Long time no see. 「久しぶりですね。」
文法的にめちゃくちゃですが、19世紀後半に欧米と中国の貿易商人の間で、
実際に交わされていた挨拶。中国語の 「好久不見」 を直訳したピジン英語です。
今でも、ちょっとユーモラスな感じで使われています。
私たち日本人にとっても、覚えやすいですね!
ただし、くだけた言い方ですので、親しい人同士だけで。
◆ How have you been? 「いかがでしたか?」 「どうしてた?」
"How are you?" や "How are you doing?" より、時の経過を感じさせる挨拶です。
◆ It's been a while. / It's been a long time. 「ご無沙汰しています。」
この後に since we last met. (この前お会いしてから) が省略されています。
◆ It's been ages! 「お久しぶり!」
「年齢」 という意味の age が複数形になると、口語で 「長い時間」 (= a long time) を
表します。
"I haven't seen you for ages." ですと、
「本当にお久しぶりですね。」 というニュアンスになります。
◆ It's nice [good, great] to see you again. 「またお会いできてうれしいです。」
It's は省略することも多いです。再会のご挨拶の定番です。
ついでに挨拶のことでちょこっと。
ご存知ではない方も多いようですので触れておきます。
初対面の方への挨拶 「はじめまして。」 は、学校で "How do you do." を習いましたが、
"Nice to meet you." も大変よく使われます。両方とも言うことも・・・
右手で握手をしながら、というのが一般的です。
初対面の方との会話を終えて別れる時には、
"It was nice meeting you." 「お目にかかれてうれしかったです。」 などと言います。
以前、会ったことがある人に対しては、meet ではなく "Nice to see you." です。
(別れ際に言うことも多いです。)
この使い分けを間違えると、あれれ??? と思われるので注意しましょう。