英語の早口言葉
日本で、「生麦生米生卵」 「東京特許許可局」 など新旧取り混ぜて、色々と早口ことばが
あるように、英語にも舌を噛みそうな物がありますので、ご紹介します。
まずは、入門編から・・・
◆ Knapsack strap 「ナップザックの肩ひも」
何度もくり返して言ってみましょう。
だいぶ舌がなめらかになってきたところで、中級編。
◆ A big black bug bit a big black bear.
「大きな黒い虫が、大きな黒い熊にかみついた。」
bug 昆虫
bit bite 「噛む」 の過去形
スムーズに言えるようになりましたか?最後は上級編。
◆ How much wood would a woodchuck chuck,
if a woodchuck could chuck wood?
「ウッドチャックが、もし木を投げられるとしたら、どのくらい木を投げられるだろう。」
(ウッドチャックは、北米に住むずんぐりした感じのやや小型の動物。私たちのアメリカの
家の庭にも、時々出没するかわいいヤツです。)
「仮定法過去」 (現在の事実に反する仮定) の文です。
「もし〜なら〜であろうか」 という文型ですね。
will が would、can が could になっています。次の例文でも確認しましょう。
"If Yuri were a boy, she could be a sumo wrestler."
もし友里が男だったら、相撲取りになれるのになあ。
(つまり、友里さんはかなり大きな方のようですね。
この時の be 動詞は、人称に関係なくwere を使います。)
あまり文法の話をすると、頭痛がしてきますので、ウッドチャックが砲丸投げの室伏選手に
なることはあり得ないから、過去形なんだな、と覚えておいてください。